取り組み
さくら市氏家地区は、塩谷郡市内の小麦粉の約9割弱を生産しています。この地域資源を活用して、「氏家うどん」は新たな地域振興策として平成17年に立ち上げました。
氏家うどん関連の事業は着手以来、地域振興、地産地消、農商工連携等の観点からマスコミはじめ各方面から高い評価を受け、氏家うどんはさくら市はもちろんのこと、栃木県内外にもかなり浸透したと思われます。
平成28年1月には「氏家うどん」が全国の商工会で初めて地域団体商標登録されました。
現在、地場産小麦の安定入手のもと、各種イベントの積極参加、市内小中学校給食への導入など、「氏家うどん」を更に普及促進するために各種事業に取組んでおります。
商標登録
平成26年8月1日から、商工会や商工会議所、特定非営利活動法人(NPO)も地域団体商標を出願することが可能となり、今回、初めて商工会及び商工会議所からの地域団体商標がそれぞれ商標登録されました。
地域団体商標は、地域ブランドを適切に保護することにより、信用力の維持による競争力の強化と地域経済の活性化を支援することを目的とし、平成18年4月に導入され、これまでに580件以上が商標登録されています。
平成26年5月に商標法が改正され、地域団体商標を登録できる主体の範囲を、商工会や商工会議所、特定非営利活動法人(NPO)まで広げ、地域団体商標をさらに活用していただけるようになりました。これまでに、これらの団体から16件(平成27年12月末現在)の出願がなされ、平成27年10月には、NPO法人による出願第1号として、「小豆島オリーブオイル」が商標登録されております。
今回、商標登録されたのは氏家商工会(栃木県さくら市)の「氏家うどん」と中津商工会議所(大分県中津市)の「中津からあげ」で、それぞれ、商工会及び商工会議所による出願の初めての商標登録になります。
登録証 | 第5817109号 |
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商標 | 氏家うどん |
権利者 | 氏家商工会 栃木県さくら市氏家4504番地1 |
指定商品 | 栃木県さくら市氏家地区で生産された小麦を使用したうどんの麺 栃木県さくら市氏家地区で生産された小麦を使用したうどんの提供 |
商品の特徴 | さくら市氏家地区の生産農家が、丹精込めて栽培した安全・安心・良質な地場産小麦は適度に粘り、固すぎず、やわらかすぎず、本当にうどんに適した中力粉になります。 最近白いうどんが主流となる中で、地粉で打った「氏家うどん」は、本来、小麦の持つ独特の色合いと香りと食べるほどに感じる素朴さが特徴の田舎風うどんです。 「氏家うどん」を食べてみると、何か懐かしさを感じ、きっと頬が緩みます。 |