第162回中小企業景況調査報告書(R1.10月~12月)について

栃木県商工会連合会より、第162回中小企業景況調査報告書(R1.10月~12月)が公表されました。

県内全体の業況は、前期比10.6ポイント悪化。業種別にみると、全てにおいて悪化となり、製造業と小売業では前期比10ポイント近く、建設業においては24.3ポイントの大幅な悪化となっています。来期は、全ての業種で改善し、特に小売業は大幅な改善が見込まれます。なお、全国の業況は前期比4.5ポイントの大幅な悪化となりましたが、今期は本県のDI値がそれを下回ったことから、本県の厳しい業況が伺えます。

調査結果の詳細については、コチラをご覧ください。

※中小企業景況調査とは、栃木県内商工会地区における「製造業」「建設業」「小売業」「サービス業」の4業種を、売上高や資金繰り等の観点から分析し、景況情報をまとめたものです。

※DI指数とは
報告書に登場するDI値とは、ディフュージョン・インデックス(Diffusion Index= 景気動向指数)の略であり、各調査項目についての増加(上昇・好転)企業割合から減少(低下・悪化)企業割合を差し引いた値を示すものです。